動画の新番組「ぶらり一献飲み散歩」スタート
私がユーチューブで主催している〈和田チャンネル〉では「日本盛り場探訪記」という飲酒動画を配信しているのですが、7月からはそのライトバージョンとも言うべき「ぶらり一献飲み散歩」なるタイトルの番組がスタートいたしました。熱海在住の私・和田二郎が、文字通り近所をブラブラ散歩がてらに酒を飲み、その模様を動画撮影する企画でございます。
なぜライトバージョンの番組を作ろうと思ったかといえば、それは「盛り場探訪」には手間と時間とお金がかかりすぎるから。
例えば東北地方の某都市へ遠征することになったとしましょう。盛り場のことをキチンと取材しようと思ったら、やっぱり二泊~三泊は必要になりますよね。飲食代以外に交通費や宿泊費もかかります。
となると、そうそう気軽にはロケに出かけることができなくなってしまうわけでして。その結果、動画をアップロードする回数が全然増えず……。
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まあ要するにライトバージョンの「ぶらり一献飲み散歩」を作ることで、もっと動画を投稿する頻度を上げていこうと考えたわけであります。普段は「飲み散歩」をチョコチョコとアップロードしつつ、時折「日本盛り場探訪記」をドド~ンと発表する……そういうスケジュールが理想的なんじゃないかと夢見たんですよね。
なお、「ぶらり一献飲み散歩」がスタートした後も、動画の投稿頻度はまったく上がっていません。結局のところ、アップロードの回数が少ないのは、ただ単に私が怠け者だっただけのようです。ナハハハハ、いや~スンマセン……。
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ところで、ご承知かどうかは存じませんが、当ブログのタイトルは「日本盛り場探訪記」になっております。もちろん動画のタイトルに準じているんですが、せっかくですしこのブログ内で「ぶらり一献飲み散歩」で取材したお店についてもアレコレ書かせていただこうかと思います。やっぱり動画だけでは紹介しきれないエピソードもありますからねえ。
記念すべき第一回のロケ地は熱海伊豆山温泉
さてさて、そんなこんなでスタートした「ぶらり一献飲み散歩」。記念すべき第一回目の目的地は熱海の伊豆山温泉に決定いたしました。
第一回目に伊豆山が選ばれた理由は……特にありません。強いて根拠をあげれば、以前実際に私がチョコチョコ伊豆山方面へとお散歩に出かけていたからであります。延々と急な階段が続くので「散歩」と言うより「トレーニング」に近かったような気もしますが……。
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ひょっとすると読者の中には「熱海」については知っていても「伊豆山」についてはご存知ない方がおられるかもしれません。念のため伊豆山についてカンタンにご説明しておきましょう。
伊豆山とは、熱海市の町名で、場所的には中心部から東、神奈川県足柄下郡湯河原町方面へと向かう途中にあります。熱海駅から国道135号線経由で歩くと20分ちょっとくらいでしょうか(バスだと5分程度)。ちなみに道中は坂が少ないので、それほどシンドくはありません。まあ、135号線の歩道は狭くて歩きにくいですけど……。
伊豆山は、熱海中心部とは別の小さな温泉街になっています(漁港もあります)。ただし、小さいけれども歴史はメチャクチャ古い。
伊豆山温泉は「日本三大古泉」のひとつとも言われ、伝承によるとその歴史は西暦700年あたりまで遡るそうです。当時、伊豆大島に島流しになっていた役小角という呪術者が伊豆山で湧き出る「走り湯」で入浴しながら修行し、それが話題となり修験者たちが集まるようになったんだとか。
源頼朝と北条政子の出逢い等々、伊豆山にまつわる歴史的エピソードは数多いのですが、詳しくは「伊豆山温泉公式ホームページ」をご参照ください(観光案内やイベント予定などについても紹介されています)。
ご参考までに、私の動画内では洞窟状になっている「走湯温泉湧出口」も探検(?)しております。
私が立てた第一回目のロケの構想は、まず伊豆山漁港でオープニングシーンを撮影し、その後ダラダラ続く階段を上り、国道135号線沿いにあるお蕎麦屋さんで昼飲み。そして、さらに階段を上って、今度は伊豆山神社近くの居酒屋さんで夜飲み……というもの。
延々と急な階段が続きますからね、果たして上りきれるのかが心配でした。もともと熱海は過酷な坂と階段だらけの街で、慣れてるといえば慣れてるんですが、過去に歩いた経験からすると、この「伊豆山漁港→伊豆山神社」のコースは最もキツイ部類になるんです。しかも今回はそれなりに重い機材を担いでいるわけなんでねえ……。
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案の定、階段を上り始めると、すぐに息が荒くなり太腿はパンパンに。「老い」を痛感させられますなあ……。
階段の途中(第一目標地点・国道135号線の手前)には、昼から営業している共同浴場があります。営業時間は午後2時30分~9時30分(木曜定休)。入浴料は350円。私も何度が利用したことがありますが、レトロな雰囲気が素晴らしく、泉質もいいように感じました。
さてさて、ゼイゼイ喘ぎながら、やっと国道135号線に辿り着きました。伊豆山温泉を訪れたことのない方の中にも、車でこの道を通ったことのある人は少なくないはず。
東京・横浜方面から車で熱海を目指す場合(有料のビーチラインを使わなければ)、ほぼ100%この道を走ることになるからです。
昼飲みするため国道沿いのお蕎麦屋さんへ
伊豆山温泉には飲み屋街はありませんが、この一帯には数軒の飲食店があります。残念ながらまだ行ったことがないんですが、夜にはスナックも営業しているようです。
みっともないほど汗を垂れ流しながら、昼飲みするため国道沿いの蕎麦屋「そば処 木むら」さんへ。ところが扉には「準備中」の札がかかっているじゃありませんか!?
腕時計で確認したところ、時刻はまだ13時。休憩時間に入るにしたって、いくらなんでも早過ぎるだろ……。
そう思い扉を開けて声をかけてみたところ「まだ大丈夫ですよ」とのお応えが。いや~、ホッとしましたよ。お店は母娘(だと思うんだけど未確認)のお二人で切り盛りされていて、聞けば取材当時(2020年7月)は、流行り病の影響等もあって時短気味に営業されていたんだとか。
店内にはテーブル席と小上がりがありました(二階に個室があるとの情報も。未確認です。スンマセン……)。テーブル席に他のお客さんがいたこともあり、小上がりの座敷席へ。ふと窓の外を見るとチラッと海が見えるじゃありませんか。素敵ですねえ。
さっそくお品書きを開き、アルコールと一品料理(肴)の頁を凝視します。すると「もつ煮」(600円)の文字を発見。「カツ煮」(950円)にするか迷ったんですが「蕎麦屋のもつ煮」が捨てがたく、ソチラを注文。他に「冷奴」(450円)もオーダーしました。
過酷な階段を上ってきた直後ですからね、喉がカラカラだったんで、まずは瓶ビール(スーパードライ中瓶・650円)。恐縮にもお母様にお酌していただきました。お母様が注文&配膳担当、娘さんが厨房担当となっているようです(繰り返しになりますが母娘なのかは未確認)。
グラスに注がれたビールを連続3回ほど一気飲みしたところで「冷奴」が到着。この冷奴、カラフルですね~。薬味が数種類付いているのも嬉しいですなあ。
ほどなくして「もつ煮」も運ばれてきました。コチラのもつ煮は赤味噌仕立て。ほんのり甘味が感じられて、たいへん美味しかったです。
喉の渇きも癒えたところで、お次はそば焼酎の「そば湯割り」(550円)をいただくことに。そば焼酎はご存知「雲海」(雲海酒造)。
東京に住んでいた頃「そば焼酎のそば湯割り」にハマッていた時期があって、家の近所の蕎麦屋さんに雲海をボトルキープしていたこともありましたっけ。久しぶりに飲んだんですが、口当たりが優しいから昼飲みにはピッタリですなあ。
そして最後は「もりそば」(650円)。喉越しが爽やかで、やっぱり暑い日にはもりそばが一番だと再確認いたしました。
国道沿いに建つ「そば処 木むら」さん。驚いたことに、何と昭和十年(1935年)の創業なんだとか。いつも車でお店の前を走るたびに「いつかココで飲んでみたいなあ」と思っていたので、その願いが叶って大満足でした。夜は飲み客も多いということなんで(ボトルキープをしている人もいます)そのうちまた夜飲みをするために再訪したいと思います。
■そば処 木むら
・営業時間/昼11:30~15:00 夜17:00~20:00
・定休日/水曜日(祝日は営業)
・アクセス/熱海駅からバス(伊豆山湯河原方面行)で約5分。「逢初橋」で下車(熱海駅から徒歩の場合は20数分)
※各店舗の営業日・営業時間・メニュー・価格等は今般のコロナ騒動の影響により大幅に変更になっている可能性があります。ご了承ください
※現在のところ「ぶらり一献飲み散歩」では熱海~湯河原のお店にお邪魔しています。ぜひ動画をご覧いただきチャンネル登録&高評価をお願いします!!
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※私の住む熱海の隣町とも言っていい三島でも飲んでます~!!
※三島の隣町・沼津の飲酒動画もよろしくお願いいたします~!!
静岡県沼津市~夜飲み編「居酒屋・バー・町中華・スナック突撃取材」【日本盛り場探訪記】
※ついでに京都で飲んでる動画もひとつだけ貼っておきます。よろしく~!!