「折鶴会館」を目指して阪急京都線・西院駅へ
「京都の穴場で安く飲む」二日目。「村上食堂」「ひょうたん」と朝~昼飲みしてきた私・和田二郎は、いったん地下鉄烏丸線・四条駅近くにあるホテルに戻り仮眠。そして目覚めた後「折鶴会館」のある阪急京都線・西院(さいいん)駅を目指したのであります。
ちなみに、エロ業界でも仕事をしてきた私がパソコンで「さいいん」と打ち込むと、予測変換のトップに「催淫」という文字が出てきました。人生の消化試合を淡々とこなすだけとなってしまった五十路の独身男として、己の来し方を振り返り嘆息する日々でございます。
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帰宅ラッシュを避けるため、午後7時過ぎにホテル最寄りの烏丸駅から阪急京都線に乗車(その時間帯でも電車内はけっこー混んでましたが……※取材は3月)。西院駅は烏丸駅からわずか二駅で、文字通りアッと言う間に到着で~す。
西院駅周辺は、他府県の人間のイメージからすると「京都っぽくない」と言いますか、ゴチャゴチャとした生活感の濃い雰囲気でしたね。目指す「折鶴会館」は、駅から徒歩1~2分という至近距離。迷うことなく見つけることができました。
これまでにも何度か触れてきたように、京都には「会館」と呼ばれる安くて古い飲み屋スポットがいくつかあるのですが、この「折鶴会館」もそのひとつになります。
小料理屋風のお店「新八よし」さんにアポなし取材
さっそくビデオカメラ片手に「折鶴会館」へ潜入。建物の中にUの字型の通路があって、その両脇に飲食店が並んでいます。全体としてはそれほど大きなスペースではなく、入っている飲食店も、せいぜい十軒程度くらいでしょうか。かなり賑わっているようで、ほぼ満席の立ち飲み屋さんもありました。
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さてさて、会館内をグル~ッと一周した私が選んだお店は、入口付近にある小料理屋風のお店「新八よし」さん。飛び込みで取材をお願いしたところ、快くオーケーしてくださいました。感謝します!!
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店内にはL字型のカウンターがあり、そこに先客として二人の姐さんが座っていました。お店は女将さんが一人で切り盛りしているようです。まずは生ビール(500円)を頼んで、姐さんたちに挨拶した後、グビ~ッ。
私が最初に頼んだオツマミは、おでんの「ごぼ天」と「糸こん」(それぞれ120円)。二杯目からは「いいちこ」のソーダ割にチェンジ(「下町のナポレオン」を飲むのも久しぶりだなあ)。女将さんや二人の姐さんとも話が弾み、「京都の飲食事情」について、いろいろと教えていただきました。地元のお客さんたちと親しくお喋りすることは「旅飲み」の愉しみのひとつですな。
「新八よし」さんはオープンしてから12年目。たまたまかもしれませんが、この日は先客の姐さん二人を含め、私以外のお客さんは全員女性でした。「安心して飲めるお店」
という証拠でしょう。
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さてさて、そんなこんなでゴキゲンに酔っぱらっていると、隣の姐さんから「よかったらコレを……」と差し入れを頂戴しました。京都の人気和菓子屋「出町ふたば」さんの「豆餅」であります。「出町ふたば」さんは明治32年創業の老舗。そして「豆餅」は、江州米の餅に赤えんどうを混ぜ、こし餡を包んだお餅。買うために下手をすると30分程度行列しなければならないほどなんだとか。
遠慮なくパクついてみたところ……赤えんどうの塩味が控えめな餡の甘みを引き立てて、う~ん旨い!! 酒のアテとしても最適で、なるほど行列するのも理解できる逸品でありました。
嬉しい差し入れにボルテージも上がり、続いては「なん骨塩焼」(550円)を注文。これまた「下町のナポレオン」にピッタリ。いや~、酒が進みますわ。
女将さんの気さくな人柄も手伝って、とっても居心地の良い飲み屋「新八よし」さん。繰返しになりますが、女性でも安心して飲めるお店です。おかげさまで気持ち良く酔わせていただきました。京都に行ったら、ぜひもう一度暖簾を潜ってみたいと思います。
■新八よし
・営業時間/18時~23時
・定休日/ 日曜日
※各店舗の営業日・営業時間・メニュー・価格等は今般のコロナ騒動の影響により大幅に変更になっている可能性があります。ご了承ください。
※【日本盛り場探訪記】京都ロケ一日目の動画はコチラになります↓↓↓↓
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