日本盛り場探訪記

全国の盛り場を探訪しその街の特色や居酒屋・バーなどの飲食店を紹介

【京都で安飲み編一日目 ♯01】寺町通りの渋すぎる蕎麦屋「常磐」で「にしんざる」を肴に昼飲み

新型コロナ騒動の最中に不要不急の京都飲酒旅行

「日本盛り場探訪記」第2回の目的地は世界的な観光地でもある京都市であります。新型コロナ騒動の最中で「不要不急の外出は控えるように」とのお達しが下っているにもかかわらず、ただ酒を飲むためだけの目的で旅行してしまいました。スンマセン……。でも、自分のスケジュール的に、この時期しか地方遠征が叶わなかったんですよね。そんな言い訳を胸に3月某日、朝早い「こだま号」に乗り込んだのでした。

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 私は京都・大阪を旅する際は、だいたい「JR東海ツアーズ」で新幹線と宿の手配をしています。安いですからね。今回も同様。新幹線の車中で角ハイボール(濃いめ)のロング缶を飲みつつ、車窓から空を眺めてました。西に進むにつれ天候が悪化してたんで、すごい不安だったんですわ。

※私が一日目に京都で飲み食いする様子を動画でご覧ください↓↓↓チャンネル登録もよろしくお願いいたします!!


日本盛り場探訪記 新型コロナ騒動の最中に京都で安飲みしてみた~1日目

錦市場は報じられている通りに空いていました…

 午前11時前には京都駅に到着。今回の旅の隠されたテーマは「安飲み」。京都の大衆的な飲食店で、朝から晩まで安く飲みまくろうと考えていたのです。まあそもそも、祇園先斗町にあるような高級店で気軽に飲み食いするほどの金がないというのも事実でしたが……。もちろん(?)前回の「沼津編」同様、出たとこ勝負のアポなしで取材させていただく予定です。

 ホテルに荷物を預けた後、四条河原町方面へ向かう途中に錦市場を視察。

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錦市場にはアジア系観光客の姿はほぼ皆無で人は少なめ…

 最近「いまの京都は海外の観光客が激減してガラガラ」という報道もありました。実際、錦市場では欧米系の観光客の姿は目につくものの、アジア系外国人の姿はほぼ皆無。一時期の「身体がぶつかりまくって歩行困難」というような混雑ぶりが嘘のように空いていましたね(まあ、それでもソコソコの人は出てたんですが)。 

京都昼飲みの聖地・裏寺町の「居酒屋たつみ」は春休み中!?

 錦市場を視察した後は、阪急京都河原町駅近くの裏寺町にある居酒屋を目指しました。正午から営業していて、私が勝手に「京都昼飲みの聖地」と呼んでいる「居酒屋たつみ」さんです。酒もオツマミも種類が豊富で、安くて旨くて居心地もバツグン。京都に来るたびに、いえいえ何なら大阪旅行の帰りにも立ち寄ったりするほど大好きなお店でした。ところが……

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▲「京都昼飲みの聖地」として愛していた「居酒屋たつみ」さんだったけど…

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▲近所にある超有名店「京極スタンド」さんも定休日で…

 なんと、お店の入口には「春休みのお知らせ」と書かれた貼り紙が。しかも2泊3日の私の旅行日程とバッチリ被ってるじゃありませんか。これで今回の取材で「たつみ」さんを訪れることは不可能となってしまったわけです。ガックリ……。「それならば」とすぐ近くの新京極にある、やはり昼飲みが可能な超有名店「京極スタンド」さんを訪れてみたのですが、こちらは生憎と定休日。トホホ……。
 ロクに事前調査をしない「出たとこ勝負」の弱点がモロに露呈してしまいました。これは「横着せずにいままで行ったことのないお店を探してアチコチ探訪しなさい」という神様のお導きなのかもしれないと思い直す私・和田二郎。しかし、気がつけば雨がかなり激しく降り始めていて、街歩きするには最悪の状況に……。 

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寺町通りを歩いていたら圧倒的な存在感を放つ蕎麦屋さんが!!

 当日は早起きして睡眠不足だったこともあり、一気に疲労感が増していきます。「早くホテルにチェックインして眠りたいなあ」……どんどん取材への意欲が萎んでいきました。それでも機材を担いで京の街をトボトボ。そしてアチコチをうろついた後、寺町通りの地下鉄東西線京都市役所前駅近くで、雰囲気満点な外観の蕎麦屋さんを発見したのです!!

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寺町通りを歩いていると雰囲気満点な外観の蕎麦屋さんを発見!!

 私的には「絶対に素通りできない」圧倒的な存在感を放つお店です。「蕎麦屋で昼酒ってのもイイんじゃないの!?」と、勇躍店内に飛び込みアポなしで取材を申し込んだところ、快くオーケーを出してくれたのでした。ありがとうございます!! こうして「生そば常磐さんへお邪魔することになったのでした。

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▲「常磐」さんの店内もまた歴史を感じさせる雰囲気でした

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▲麺類だけでなくご飯物や定食類のメニューも充実

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「生そば常磐」さんは創業明治11年1878年。19世紀から営業していたことになるんですから感慨深いですなあ。もともとは善哉(ぜんざい)屋からスタートしたそうで、それも関係しているのか、メニューも豊富。麺類に限らずご飯物や丼物・定食類なども充実してます(いまもメニューに「ぜんざい」がありました)。定食は単品でもオーダー可能。逆に単品に150円をプラスすると定食にすることができます。

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▲麺類やアルコールなどのメニューはコチラ

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▲コチラは定食類や丼物のメニューになります

「ビフカツ丼」(900円)も非常に気になったんですが「酒のアテには重いよなあ……」とメニューを眺めていたら、珍しい一品を発見。常磐名物「にしんざる」(800円)であります。超有名店の「松葉」さんなど、京都では「にしんそば」を名物にしている蕎麦屋さんは多いですが「ざる」は初めて見たかも……。サッポロ黒ラベルの瓶ビール(中瓶・550円)を飲みながら、さっそく注文。※ビールは小瓶(キリンラガー?)もあるようです

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常磐名物の「にしんざる」(800円)。珍しい一品です

「身欠きにしんの棒煮」と「ざるそば」の組合せは、汁がないぶん酒のアテに向いてます。これをオーダーして正解でしたね。添えられているお漬物も、さすが京都だけあって上品で美味。その後「にしんの味には日本酒が合うはず」と考え日本酒(400円・月桂冠・常温)を追加注文。オオ……これまた大正解。酒が何杯でもイケそうですわ!!

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▲「にしんの棒煮には日本酒が合うはず」と考え追加注文

「生そば常磐」さんは日常で通いたくなる名店でした!!

 入店し取材依頼をした際に「太田和彦さんみたいなことをしてはるんですか?」と訊ねてきた店主さん。聞けば毎週太田さんの番組を視聴しておられるとか。いや~、太田さんの名前を出されてもねえ……東の正横綱と豆力士くらい格が違いすぎて、汗顔の至りですわ。

 さてさて、蕎麦をモソモソ啜っていた私に、その店主さんが一冊の新書を手渡してくれました。『京都 冬のぬくもり』(柏井壽・著/光文社新書という本です。「常磐」さんと「にしんざる」について触れられているんだとか。柏井壽さんといえば生粋の京都人で、京都のB級グルメ(?)に関しても数多くのエッセーを書かれているとても有名な方です。にしんを口に含み日本酒を「ツイ~ッ!」(太田和彦風表現)と飲みながら該当部分を熟読。フムフム……この本によれば、やはり京都で「にしんざる」を出すお店は珍しいんだそうです。

 お店の外観も内装も、そして味も雰囲気も私の好みにピッタリだった「生そば常磐」さん。メニューがメチャクチャ豊富でお値段が庶民的なのもウレシイです。「こんな蕎麦屋さんが近所にあったら毎日のように通っちゃうだろうなあ」と思わせてくれる名店でした。

■生そば常磐

・営業時間/しばらくの間11:00~16:00

・定休日/水曜日

・アクセス/市営地下鉄東西線京都市役所前駅から徒歩約3分

※お店のホームページ(写真付きのメニューがあります)↓↓↓

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